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企業研究で取り上げるべき3つの情報とは? ”教師のための”業界研究 完全マニュアル

目次

この記事を読んで分かること

  • 企業研究で取り上げるべき3つのポイントが分かる
  • 業界・職種・企業研究で取り上げた情報をアピールへと繋げる方法が分かる
Kurin

Kurin(くりん)です。

転職活動において業界研究と並び、しっかり調べるべきものと言われる”企業研究”。
応募をする相手のことを知るのは当然と言えます。

皆さんはどのようにして企業研究を行っているでしょうか?

Kurin

ただ単に企業HPを見るだけ?
大見出しをまとめているだけではありませんか?

ここでは業界研究・職種研究のその先にある、企業研究の具体的な方法について解説をしていきたいと思います!

企業研究は位置づけ…。業界研究と職種研究のその先にある。

これまでも業界研究・職種研究の項目でお伝えしていますが、3種類の研究は

大きな業界全体の特徴を捉える

その業界内で従事すること職種の特徴を捉える

その業界に所属し、その職種に従事できる企業の特徴を捉える

という3つの構造で出来上がっています。

Kurin

企業の特徴を捉える前に、その企業が属している業界やその企業で従事できる職種について知っている必要があるということです。

業界の中での企業の位置づけ
同じ職種の中でもその企業で特に求められるもの

といったように業界内、職種内での特にどこにフォーカスした企業なのかを明らかにすることが企業研究です。

業界・職種の研究に関しては下記記事で説明していますので、そちらを御覧ください。

企業研究のやり方は…? 企業研究で取り上げるべき3つの情報

Kurin

企業研究は
”業界研究・職種研究+α”
という考え方です。

ここでは業界研究・職種研究で取り上げた情報に加えて、企業研究で新たに見るべき情報について解説します
企業研究で取り上げるべき情報は次の2つです。

  • 企業の歴史
  • 企業のモットー・企業理念
  • 扱う商材(サービス)

企業研究で取り上げるべき情報① 企業の歴史

前半の①②の情報は企業ホームページを通して見るのが中心になります。
どういった経緯で企業が生まれたのを知ることは業界内での立ち位置を見ることに役立ちます。

業界研究の行程でも挙げましたが、企業は次の3つに分類することができます。

企業の3つの分類
  • 業界を支えてきたリーディングカンパニー
  • 業界に革新を与えたイノベーションカンパニー
  • 業界のさらなる活性化を促進する新興企業

企業の歴史やこの分類と、自分自身の価値観を紐づけることで、業界の志望動機から企業の志望動機へと一貫性を持ったものにすることができます。

Kurin

企業の志望動機の導入部分は、その企業がどういう位置づけか?ということになりやすいです。そこをしっかり把握して説得力のある滑り出しにしましょう!

企業研究で取り上げるべき情報② 企業のモットー

これは企業研究では鉄板の情報です。
企業のモットーや企業理念はその企業が大切にしているものが凝縮されているからです。

Kurin

御社の企業理念に惹かれ…という言い方はお約束ですよね。

ただその言葉はかなり薄っぺらいものになってしまいます。
そこで企業理念やモットーに加えて調べるべきものがあるのです。

企業理念やモットーを体現している事業

その事業と応募している職種が関連していればそれが企業を応募する理由になります。

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自分の経験を活かせる職種が〇〇で、
その中でも価値観との親和性がありやりがいを感じられる事業を行っているのが御社です。それが企業理念にも現れており…

といった繋げ方ができますね。

企業研究で取り上げるべき情報③ 商材(サービス)

マイナビ転職などの求人情報サイトで提示される求人の見方は、既に職種研究でお話したとおりです。

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仕事内容の欄以外にも業務に触れる部分が多く散りばめている

ということを念頭に置き、その企業がどんな人材を求めているのかを注意深く読み取りましょう。

特にここで調べるべきものはこちら。

商材(サービス)

その職種は簡単に言うと何を売るのかということです。
この顧客に提供する商材=サービスには

企業の強みや思い

が詰まっています。
業界全体で扱うサービスは、その業界に所属するのであれば大別すれば当然同じものです。
しかし、企業レベルで見比べると必ずそこには違いがあります。

Kurin

この違いを企業の特徴と捉え、選考に役立てたいのです。

そのために情報を収集するわけですが、前項のように求人情報だけでは足りません。
なぜなら求人には

〇〇の販売
△△の製造
□□の提供

といった大まかな事物しか挙げられないことが多いからです。
ここで手に入れたいのはそういった表面的なものではなく、

それらが同業他社の商材とどう違うのか
それらを求める顧客の特にどの層にフォーカスしているのか

というところを理解しておく必要があると思います。
そのためには

求人を出している企業HP
その商品を利用している対象の情報
企業や商品の評価・レビュー

といったものに注目しましょう。
企業個別の商材からスキルの親和性を見出すことは難しいかもしれません。

Kurin

でも企業が重要視している部分と自分の価値観のリンクを見出すことができれば会社の志望動機を考える上で大変役立ちますね。

業界・職種・企業研究で集めた情報を一般化しよう!

業界研究・職種研究・企業研究をするための情報収集は以上です。

Kurin

しかし、これまで取り上げた情報だけでは使うことができません。

なぜならその業界、その職種、その企業特有の情報になってしまっているものがあるからです。
業界研究・職種研究・業界研究は転職活動において

自分自身の価値観に合った業界・職種・企業を探すためのもの(=志望動機へ)
自分自身の経験を生かすことのできる業界・職種・企業を探すためのもの(=自己アピールへ)

として行われます。
どちらの言葉も”自分自身”との関連を示す言葉があり、その繋がりを見出す必要があります。

Kurin

自分自身を見つめ直す”自己分析”の方法はこちらの記事で扱っています。

それぞれの具体的な取り組みを一般化することにより共通点を見出すことができます。
特に業界研究・職種研究・企業研究でのポイントは

広く想像力を働かせて
この業務にはこういう意識やスキルが必要だろうと推測すること

です。
教師から未経験業界・未経験職種への転職を考える私達は、

教師という職業についての特徴や求められるスキル

については詳しく話をすることも、そのスキルを有していることの証明も簡単にできます。

Kurin

その一方、一歩そこから外に出るとそこは想像の世界でしかありません。

しかしこれは教師に限った話ではなく、どんな業界で、どんな職種に従事している方も自分の所属する世界以外は知らないのです。

Kurin

だから、教師は外の世界を知らない、と卑下しないでください。


確かに、民間企業と教師では求める利益が違います。

民間企業の利益:金銭的利益
教師の利益:子ども達の自己実現

この追求する利益がことなるだけで、そこに向かうアプローチが異なることはありません。
私学を想像してもらうといいかも知れませんが、それが金銭的利益に繋がるケースもありますよね。
またその自己実現が自分自身の評価に繋がる場合もあります。

教師は数字を追った経験がないから使えない

というのも

Kurin

教師の利益が数字では測ることができない

というだけです。
子ども達の自己実現をサポートするアプローチの中に数字を追った経験はしっかりとあります。
それを見える化、言語化したのが自己分析です。

Kurin

自分のアピールや研究内容が不安なのであれば
転職エージェントにも見てもらってください。

ひとつひとつを丁寧に取り組むことで見出した強みを企業との親和性をイメージして再構成するだけです。
そうすれば教師であった自分自身を評価してくれる企業ときっと出会えます。

それまでの過程で、苦しい思いもするかも知れませんが、粘り強くいきましょう。
このブログが、私と同じ”教師から民間企業への転職”を目指す方の力になれば嬉しいです。

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